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捧げるよ。

今から丁度、6年前、ひとりの友人を失いました。

彼は病気でした。

彼との出会いは、中学に入ってすぐ。

同じサッカー部だったこともあり、

となりの小学校だったけど、家は近かったから

練習が終わってからも近くの公園でボール蹴ってたり。


それは急に訪れた。

部活の大会で、彼は具合が悪そうだったが

足が速かったので、監督は迷わず彼をスタメンに起用した。

そのときは、ただの風邪だと思っていた。

後半、さすがに辛そうな顔をしていたのもあり

彼は、交代した。

そのとき、ピッチにいた自分の目に残っている。

ぐったり倒れていた彼を。

試合は、勝った。

みんな「次も勝つぞー」なんて言いながら帰った。


数日後、彼は入院した。


いろんな噂が学年中に飛び交った。

「癌じゃないか?」「やばいんじゃないか?」


すぐに、サッカー部の友達と見舞いに行った。

彼は言った。


「俺、白血病だって」




何を言ってるかわからなかった。


すぐ修学旅行があるのに、行けないと嘆く彼。


彼の親は彼に病気を告知した。

彼は、受け止め「絶対治す」と言っていた。


その後、何度も彼の見舞いに行った。

誰も行かなくても俺らだけは行く

と、いって友達と2人でいつも

チャリで片道1時間弱の道を通った。



彼は、元気になった。

一時退院して、うちに遊びに来た。

そして、俺らと言えばサッカーだろ!

と言い出し、病み上がりなのに

公園でサッカーした。


不思議だ、彼が病気だなんて・・・


そして、彼は手術のため、別の病院に移った。


季節はもう冬だった。


病院はさすがにチャリで行ける距離ではなく

地下鉄で行った。


それが、最後の見舞いだった。


無菌室に入ってからは、ほとんど連絡も取れなかった。


でも一度だけ、電話をくれた。


1時間ほど話した。

恋の話、好きな芸能人の話、将来のこと。。。。


それが最後に彼の声を聞いた時でもあった。



その電話のあった日から数日後


塾から帰って来て、一休みしていたとき

電話がなった。

いつも見舞いに一緒に行ってた友達からだった。


「死んだ」



訳がわからなかった。


とりあえず、うちの親と友達の親と一緒に

彼の家に行った。


彼がいた。


声をかけても動かない。

静かに眠っていた。


ずっと涙がとまらなかった。


家に帰ってくる途中、家に帰ってきてからもずっと。


泣いた。




そんな日から、もう6年が経った。


大学生になってから、彼には一度も会いに行ってない。


今年、行こうかと思ったけど、やめた。



手土産もっていきたいから。


あいつに、就職決まったこと自慢してやるんだ。



来年の今、あいつと会ってる自分でいますように。




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